司法試験

いわずと知れた、国家資格の最高峰のひとつです。
弁護士・裁判官・検察官のいずれかの道に進みます。

司法試験とは?

まず、司法試験に合格すると、3つの選択肢があります。
1つ目は「裁判官」、
2つ目は「検察官」、
3つ目は「弁護士」です。

裁判官と検察官に関しては、組織の中の方々となります。
その中でも皆さんに一番身近な「弁護士」について説明します。

弁護士の職務は、
民事・刑事訴訟事件の処理、
訴訟に至らない紛争解決、
法律の専門知識を活用しての相談などを通じ、
基本的人権を守りつつ、社会正義の実現をはかることにあります。

近年、社会には様々な紛争・トラブルが、増加しています。
公害問題、離婚、医療事故、商取引上のトラブル、会社の倒産、相続争い、学校における生徒の人権侵害、隣近所の騒音、と数え出したらキリがありません。
これらの解決にあたって、
弁護士が一役買っているということを考えると、
その職務領域の広さ、及び、重要性が十分認識できるでしょう。

弁護士になるためには、
司法習生として、修業を積むことが必要です。
その後、
先輩弁護士の事務所に、イソ弁として勤務し、
実務経験を積んでから独立というのが、一般的なコースでした。
しかし、
最近は習生を終えるとすぐ、
共同事務所を構えるという人も増えています。
事務所は、
加入する単位弁護士会の地域ならどこでも設けられます。
自宅が事務所という人も多数います。

また、女性だけで開設している事務所もあります。
全国の弁護士の中、女性は8%程に過ぎません。
女性の立場になって考えなければならない問題が、
社会やモラルの発展とともに、増えてきたことを考えても、
弁護士の世界への女性の進出が、大いに期待されるところです。

弁護士の将来性は?

依頼人、事件の性質、実績などによって収入は大きく違います。
事件の解決の報酬のほかに、
顧問料、原稿料、テレビなどの出演料なども加わり、
かなりの高収入も可能です。

独立の場合には、
事務所の立地条件やキャリアに左右されるのは、どの職業も同じです。
特に、人脈は重要なポイントといわれています。

近年、扱う事件は、国際化・複雑化しています。
広い視野や幅のある価値観に加え、
人間力も問われます。
今後は、
自分の得意分野をもって働く傾向が強まるでしょう。

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